まさか、と思うこと

ネット上で軽率な行動をしたために、いわゆる"炎上"状態となって、相対的には重い社会的制裁を受ける人が後を絶たない。しかも、他人の"炎上"を揶揄して自分の悪事を自慢したばかりに、自らも"炎上"することになった少年も出てくる始末だ。自業自得と言ってしまえばそれまでだが、基本的にはそういった社会的に批判を受ける行動をしないことが重要だ。

最近はテレビでも"炎上"という言葉を聞くようになり、様々な所で"炎上"を起こすような行動をしないよう注意を促している。にも関わらず"炎上"が一向に減らないその根底には、「まさか自分の身には起こらないだろう」という憶測があると思う。人には「信じたくないものは信じない」という傾向がある。「自分は大丈夫」という根拠のない自信がそれだ。端的に言って、最近のネットではそのような自信は全く信ずるに値しなくなった。要するに何があってもおかしくないわけだ。

「起こる可能性のあることは、必ず起こる」