スコーン
ある日、ふと、wikipedia:スコーンというものを作りたくなった。そう思うと、すぐにでもやってみたくなり、早速レシピを探してみた。すると、小麦粉(薄力粉)とベーキング・パウダーさえ買えば、何とか作れそうだということが分かった。
次の日、近所のスーパーへ出かけ、
- 小麦粉
- ベーキング・パウダー
- 生クリーム(バターやマーガリンの代わりになるらしい)
を購入。家に戻って、すぐさま調理を開始した。
ところが、慣れないことはうまくいかないもので、水分量が多かったせいなのか、生地がべちゃべちゃになり、何をするにも手にこびりつく。さらに、クッキング・シートを買い忘れたため、まな板や耐熱皿にも張り付いて、なかなか大変な騒ぎになった。それでも、焼いてみたら、何とか形になり、味もまあまあであった。
というのが、先週までのお話。
小麦粉が大量に余っているので、今週もスコーンを作ってみた。前回の教訓として、
- 生地の湿り具合で、牛乳の量を調節する。そうしないと、べちゃべちゃになる。
- 三温糖はグラニュー糖の代わりにはならない。
- 生クリームは脂肪分が多いものが良い。
- ベーキング・パウダーを10g以上入れないと、膨らみが悪い。
- スコーン自体にはあまり味がないので、何か入れるとさらに美味い。
- クッキング・シートは必須。
ということが分かっていた。
そこで、トッピングとして、レーズンとチョコチップを購入した。菓子材料のレーズン、チョコチップはボッタクリ価格なので、前者は100均のレーズン、後者は明治のCHOCO BABYで代用している。もちろん、クッキング・シートも忘れてはいない。
そして、2回目の挑戦。今回も生地の水分量には悩まされた。どうしてもムラになってしまい、しっとりした部分とパサパサした部分に分かれてしまうのだ。まあ、まとめて焼いてしまえば何とかなると思い、作業を続行。生地を2つに分け、一方にはレーズンを、他方にはチョコを混ぜ込んだ。あとは、適当な厚さに均して、適当に切り分けて焼くだけ。
それで、出来上がった(チョコチップ入り)スコーンがこれ。実はCHOCO BABYに一抹の不安を覚えていたのだが、なんと驚くことに、ちゃんと様になっている。しかも、食べてみると、外側はクリスピーで内側はふわふわ、そして、CHOCO BABYが軟らかく溶けていて、普通に美味かった。実に単純なレシピとは言え、ちゃんとした物が出来るとやはり嬉しいものだ。まだまだ小麦粉は余っているし、来週も作ろうか、という気になっている。
初任給
研修中であるからして、通勤費やら飲み代やらで今月だけでも結構な額が掛かっており、色々とハラハラしていたが、念願の初任給を有難く頂戴して、その不安も解消された。今、問題となっているのは、その使い道だ。
話によると、早速大きな買い物をした者もいるそうだ。しかし、私自身は特に大きな買い物をする予定もないし、普段から大きな買い物はしない性質なので、ここは一つ御世話になった方たちのために使うことにした。
まずは、どう考えても親だ。プレゼントは気恥ずかしいので、食事をご馳走しようと意気込んでいたのだが、都合が合わなかった。ゴールデンウィーク中なら大丈夫とのことで、ひとまずは先送りとなってしまった。
次に、大学の恩師だ。念のため、訪問してもよいか尋ねたところ、快諾していただいたので一安心。早速、手土産の日本酒と菓子折りを購入した。ただ、菓子折りはともかく、日本酒は相場が分からなかったので高そうなものを選んだところ、どうやら相当高級なお酒であったらしい。まあ、安酒よりはよいと考えることにする。
最後に、生活費として幾ばくかは家に入れ、残りは日々のちょっとした贅沢のためにちまちま使うことになろう。いやはや、給料(労働対価)とは素晴らしい。
サンドイッチの中味
昼休みのタイムロスが嫌なので、最近はサンドイッチを作って持っていっている。中味が同じだと飽きるので、なるべく違うものをはさんでいるが、何を試したか忘れそうなので記しておく。
初理解
研修で、企業からの情報漏えいについて学んだ。よく新聞沙汰になるのは、社員が仕事を家に持ち帰った結果、P2Pのネットワークに流出してしまうものだ。今までは、そういったニュースを耳にするたび、「仕事を家に持ち帰るなんて!」と思っていた。
ところが、今、切実に仕事を家に持ち帰りたい気持ちになっている。というのも、様々な課題が出されるものの、PC上での作業が多く、社内でしか課題を進められないのだ。なおかつ、社内にいるときに自由に課題に取り組めるのは、朝30分+昼1時間+夕1時間の計2時間30分。そこから、トイレや食事などの休憩時間、準備をする時間を引くと、1時間弱しか残らない。こんな状況では、とてもじゃないけど、期日に間に合わない。
どうすれば、間に合うか真剣に考えている。
とうとう終了(修了)
先日、とうとう大学院を修了してしまった。大学での6年間は辛いことも楽しいこともあったが、今は全てが素晴らしく思える。特に研究室での3年間には、掛け替えのない貴重な経験や体験をさせてもらった。指導教員の教授はもちろんのこと、3年間苦楽をともにしてきた同輩にも感謝の意を表したい。本当にありがとうございました。
修了してみて、自分でも驚いたことがある。感極まって泣いたことは今まで一度もない。ここで「修了に際して思わず涙が」とでも書けば、盛り上がるのだろうが、やっぱり泣けなかったし涙の一粒もでなかった。しかし、学位記と正式な修了証明書を頂戴した後、学生証を返還したとき、突然寂しくなった。もはや学生でないので学生証を返すことは当たり前だが、それだけに自分が寂しさを覚えたことに驚きを隠せなかった。
後で考えてみると、大学院を修了するということは、同時に学生生活も終了してしまうことを意味しているためだと分かった。ああ名残惜しき学生身分。
PolarClock 3.0 (on Vista 64bit)
液晶ディスプレイが広く普及した今日、スクリーンセーバーとは名ばかりの、デザイン性に富んだものが多く存在している。見た目はカッコいいが、これらをもしCRTで使ったら、画面が焼きついてしまうだろう。
そんな名ばかりスクリーンセーバーの中で、私が気に入っているのが PolarClock 3.0 である。同心円上に並んだ円弧で現在時刻を表す、いわば変わり時計ではあるが、カラフルな色遣いとぬるぬるとした動きが、なかなかどうして面白いし格好良い。
ところが、これを 64bit 版 Vista にインストールしようとするとうまくない。インストール直後は、「スクリーンセーバーの設定」からプレビューできるのだが、実はこの段階でインストールは失敗している。どうすればよいか。
PolarClock 3.0 を Windows Vista (64bit) にインストールする方法
- PolarClock 3.0 のインストーラーを起動し、通常通りインストールする。
- System32 フォルダ(通常は C:\Windows\System32\)の開き、PolarClock3.scrを探す。
- SysWOW64 フォルダ(通常は C:\Windows\SysWOW64\)に、上記のPolarClock3.scrをコピーする。
- 「スクリーンセーバーの設定」のリストに、PolarClock3 が追加されているので、それを選択する。
なぜこんな面倒なことをしなければならないのか疑問に思い、少し調べてみた。どうやら、32bit アプリケーションとの互換性を保つための苦肉の策が原因のようだ。やはり、OS が 64bit になると、色々と細かな問題も生じるらしい。